カギ屋は職人と思われがちな職業だと思いますが、営業力がないと、なかなか仕事が入ってこないと現状がある業界です。技術力を上げることばかりに力を入れると膨大な時間を費やしてしまいます。 また解錠技術を極めたとしても、カギ開け技術の高い依頼が来ることはそれほど来ないのが現状なんです。職人肌でカギ屋を経営しておこうと考えていると、カギ屋を運営していくことは難しいかもしれません。 確かにカギの防犯性が年々、高くなっており、技術を磨かないといけない面はありますが、技術に走りすぎるとカギ屋としての商売としては本末転倒になりかねません。 カギ屋の場合、日常生活に不可欠なカギを取り扱っているため、いつどこで依頼が来るかわからないことから、常日頃から営業活動と宣伝を怠ることはできず、長時間営業、休みも少なくするなどの工夫が必要です。 依頼がない時に休み、依頼の電話があれば、カギの現場へ急行するカギ屋さんが多いようです。カギ屋の店舗を持ち、出張もするカギ屋もありますが、出張専門のカギ屋さんもあります。 当然ながら出張専門のカギ屋さんは現場までの到着時間が早く、対応できる地域も広いです。店舗のあるカギ屋さんは現場までの到着時間が遅く、対応できる地域も限られています。
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